【腰痛のお話①脊柱起立筋群】新宿の整体院｜川畑鍼灸マッサージ治療院

新宿の整体院、川畑鍼灸マッサージ治療院の院長です。

今回は腰痛で痛くなるところの代表格、脊柱起立筋群について少しお話します。

 

 

 

脊柱起立筋群とは、腸肋筋・最長筋・棘筋の３つの筋肉のことです。

 

背骨の両側の筋肉、と言えばわかりやすいでしょうか。

 

なんとなく腰が重い、前屈すると痛い、身体を後ろに反ると痛い、ぎっくり腰などの症状の時に最も痛む場所です。

 

この脊柱起立筋群は硬くなることはありますが、直接的な原因として悪さをしていることはほとんどなく、最終的に痛みが出る場所だと思って頂いて結構です。

 

 

特に急性筋筋膜性腰痛（ぎっくり腰）の場合はめちゃくちゃ硬くなるのですが、ここは押してもほとんど良くなりません。ですので、腰痛の際に腰だけを押すことは一切いたしません。

なぜ脊柱起立筋群が痛むのか？を順序立てて説明、治療していく流れとなります。

 

そして脊柱起立筋群に限った話ではありませんが、痛みの出る動作も場所も人それぞれ違います。

人により状況が違うので、治療ではただ仰向けにして鍼をするだけでなく、必ず痛みの出る動作をして頂き、その動作での痛みや不安を無くした状態で治療を終わらせます。

 

脊柱起立筋群は疲労が蓄積しやすい場所でもあるので、日常的にゴルフボールやカッピング、骨盤職人という木製の球等でのセルフケアも大事です。疲労が溜まって腰を痛める前に、鍼灸やマッサージで治療し、ベストパフォーマンスを更新していきましょう。