【人間は考える葦である】新宿の整体院｜川畑鍼灸マッサージ治療院

同じ種目のトレーニングをしていて、強い人、弱い人、怪我をする人がいる。

 

強いのにも理由があるし、同じようにトレーニングしても数値が上がらないのにも理由がある。また、怪我をするのにも理由がある。

 

私の場合はというと、その昔スクワットが強くなりたくて、でも重い重量でやればやるだけ腰が痛くなった。痛くならないようにベルトをつけたり、筋出力が上がるようにクレアチンも飲んだ。脚や体幹のトレーニングもした。

 

けど、望んだほど強くはならなかった。

 

才能が無くても正しく努力すれば到達できる場所はあって、そこから先は確かに才能や先天的なギフトの世界でもある。

 

私の場合は、正しい努力では無く、ただ我武者羅に頑張っている自分に酔っていただけで、本当にしんどいことに目を向けられていなかったのだ。

 

だから、正しく努力すれば到達できる場所に行けなかった。

 

ここで言う本当にしんどい事とは、肉体的にキツいメニューをやるのではなく、

 

【「現実」という逃避できる脳が作り出した世界ではなく、「事実」という逃れようのないものを受け止めて、今どうなっているのかを考える】ということ。

 

恥ずかしながら、何年も付き合っている自分の身体に、正しく向き合えていなかった。

 

その後に気づく時が来るのだが、それは現役選手を引退した後の話。

 

ラッキーも重なって、色々な人の話を聞くうちに今の考え方が徐々に確立していく。

 

ここで言えるのが、【細部までこだわった明確なイメージを持つこと】が大事で、逆算していかに近づけるか。

 

ウエイトトレーニングの動作一つをとっても、理想の動きは１つ１つの関節にあるし、関節は骨と骨の合わさる面だから、骨を理想の場所に持っていくにはどうする？

 

その時の呼吸は？重心の掛け方は？理想のポジションはどこだ？？

 

【思考は現実化する】というが、細かく考えたイメージを持てば持つほど、考えは現実になり、事実になる。

 

だから、【考えるのをやめんな！】って言いたい。思考停止＝おしまい。

 

常に最高のイメージを持つまで考え続ける、それが積み重なる、ある時、自分が望んでいる自分になれる。

 

いきなりは無理だけど、その積み重ねでしか、その時は訪れない。

 

 

Mahalo